ライフシントロピーに関する解説一覧です。

深層構造

深層構造

言語学としての深層構造、表層構造

この概念の発案者はノーム・チョムスキーです。

チョムスキーによる深層構造(deep stracture)と
表層構造(surface structure)は次のようなものだとされています。

次の3つの文章を見てみましょう。

ア:この部屋は私が片付ける。

イ:私によってこの部屋は片付けられる。

ウ:片付けの対象はこの部屋で、やるのは私だ。



ア、イ、ウのように言葉として明示的になっているものを
表層構造(surface structure)と呼びます。

そしてこれら3つの表層構造(surface structure)が
すべて同じ意味を持っていることは、私たちには直感でわかりますね。

それが理解できるのは、これらが同じ意味をさしているのだという
言葉になる以前の体験や、抽象的な理解をあなたが持っているからです。

その隠された仕組みのことを深層構造(deep stracture)と呼ぶのです。

深層構造(抽象的な心象)から、いくつかの変形パターンが表層構造(言葉)として生成される。
それが言語学者である、チョムスキーの説明です。

NLPにおいての深層構造、表層構造

NLPの創始者である、リチャード・バンドラーとジョン・グリンダーは
チョムスキーのアイデアからセラピーのヒントを得ました。

人は自分の体験したことや思っていることの全てを話すのではなく
歪曲、削除、一般化というフィルターを経て言葉にするコミュニケーションをおこなっています。

そして、フィルターを経て、話し言葉や書き言葉として表面に現れてきた部分を
NLPでの表層構造(surface structure)と呼んでいます。

それらのフィルターを経る前の、より抽象的で完全な情報のことを
NLPでの深層構造(deep stracture)と呼びます。

クライエントの持っている話し言葉や書き言葉として表面に現れてきた表層構造(surface structure)は、
クライエントの認識している世界に影響を及ぼしています。
つまり自分の話している言葉に、自分自身が影響されてしまうということです。

そこで、より抽象的で完全な情報がある深層構造(deep stracture)から新たに言葉を引き出すことによって、
クライエントの表層構造はより豊かになり、クライエントの認識している世界に
豊かな変化を生み出すことも可能になります。

それがメタモデルという手法です。

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional